COCOAログビューアFAQ

開発者

株式会社オープンソース・ワークショップで代表をしている永原　篤と申します。

目的

新型コロナウイルス感染症で、多くの方の命や健康が損なわれ、社会経済活動も大きな痛手を受けています。

私自身、家族の健康や子どもたちの学校、私が代表をしている会社の仕事と、大きな影響を受けております。

困難な状況ではありますが、希望を持って、健康と経済活動を両立できる社会を築いていきたい、という気持ちは消えておりません。

世界的な感染の大流行・パンデミックという大きな力に抗うには、多くの人が行動することが必要だと考えています。

また、人が自ら考えて行動するためには、自分なりに納得のできる状況の理解が必要だと考えています。

COCOAのログは多くの情報を持っています。このログと自分の行動履歴をもとに、自分で自分の行動結果を確認できるようにすることで、多くの人ができるだけ安全に行動ができ、健康と経済活動を両立できるように願って、このシステムを開発し、無料でソフトウェアの公開、及び無料でのサービス提供を行っております。

お問い合わせなどがある場合は、以下のお問い合わせページに連絡先を記載しています。
https://cocoalog.connect-cms.jp/contact

いいえ。
このサイトでは、解析のためにアップロードしたデータを保存していません。

この「COCOAログビューア」は以下のライセンスで公開されているシステムです。

• 株式会社オープンソース・ワークショップが開発、提供しているオープンソースCMSのConnect-CMSのオプションプラグインとして「COCOAログビューア」があります。
• Connect-CMSはオープンソースのMITライセンスで公開されており、誰でも無料でダウンロードし、お使いいただけます。
  公式サイト：https://connect-cms.jp/
• COCOAログビューアはConnect-CMSのオプションプラグインとしてGithubで公開しています。
  Connect-CMS同様、誰でも無料でダウンロードし、お使いいただけます。
  https://github.com/opensource-workshop/covid19-tools

COCOAログデータをダウンロードして解析してみると、過去の日の接触回数などが増加します。

これは、陽性が判明した人との過去の接触をCOCOAが判定して、ログに反映しているためだと思われます。

直近の日は接触回数などの数値が少ないのも、同じ理由からだと考えています。

COCOAログビューでの接触者数とは、以下の内容になります。

以下のGoogle の濃厚接触の可能性を通知するためのAPIページの Data structures の表に、項目の説明があります。
表の ExposureWindow のところの説明に、「during which beacons from a diagnosis key were observed」とあります。
直訳すると「診断キーからのビーコンが観測された期間」ということで、これがスマートフォン同士が通信した記録と考えて、同じ日の exposure_windows の値をカウントしたものを表示しています。

また、ExposureWindow の説明では、「Each ExposureWindow corresponds to a single diagnosis key.」と説明されており、「各 ExposureWindow は、1 つの診断キーに対応します。」と訳せます。
この診断キーが、接触者を一意に識別できるもののようなので、接触者数として表記しました。

ドキュメントの読み違えや理解が間違えている場合は、ご指摘いただければ助かります。

Google の濃厚接触の可能性を通知するためのAPIページ
https://developers.google.com/android/exposure-notifications/exposure-notifications-api

COCOAログに記録された secondsSinceLastScan の合計です。
secondsSinceLastScan は60秒単位で記録されるようです。

60秒単位で記録、の詳細な意味は、まだ勉強しきれていないので、理解が進んだら記載いたします。
（30秒でも60と記録されるのか、90秒でも60と記録されるのか？などがまだ理解できていません。）

--- 参考 Google API ページ（secondsSinceLastScan の説明があります）
https://developers.google.com/android/exposure-notifications/exposure-notifications-api

COCOAログに記録された日単位の ScoreSum の値です。

--- 参考 Google API ページ（ScoreSum の説明があります）
https://developers.google.com/android/exposure-notifications/exposure-notifications-api

COCOAログに記録された日単位の MaximumScore の値です。

以下のページの説明では、「Highest score of all ExposureWindow」と書いています。

ExposureWindow のデータは一日の中で複数あるので、複数の接触の中で一番スコアが高かった値ではないかと想定しています。

--- 参考 Google API ページ（MaximumScore の説明があります）
https://developers.google.com/android/exposure-notifications/exposure-notifications-api

一概には言えないので、あくまで想定ですが。

COCOAはスマートフォンの近接通信機能（ブルートゥース）を利用して、COCOA同士が通信、記録しているようです。

長距離列車の場合、時間は長く乗車していると思いますが、ショッピングモールでは、短時間でも多くの人とすれ違うと思います。
ショッピングモールへ行った日の方が記録回数が多いのは、そういう理由からかもしれません。

リスクに関しては、陽性が判明（COCOAに陽性登録）した人との接触時間や距離などを勘案して、COCOAで計算しているようです。
COCOAログビューアでは、ログに記録されている数値を表示しているだけとなります。

＜①接触確認アプリCOCOAについて＞
問①－１ 接触確認アプリとは、どのようなものですか。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00009.html#Q1

COCOAログビューアで表示している「接触者」というのは、濃厚接触者とは限りません。

COCOAのログには、濃厚接触者にはあたらない、短い時間や距離のある接触も記録されています。

COCOAログビューアでは、そのような接触記録も表示しています。

いいえ。

例えば、同じ人でも、最大30分ほどでログデータの切れ目があります。

ココアのログでは、切れ目のあったデータ同士を紐づけることができないため、例えば、陽性者と1時間の接触があったとしても、30分のログ2つと出力されていれば、接触者数は2と表示されます。

30分程度のログが複数ある場合は、同じ人の可能性があることをご理解ください。

COCOAのログをGoogleDrive経由でアップロードするやり方が、ややこしかったので、ここに記載しておきます。

1．COCOAログビューアでファイルを選択

2．「・・・」＞「編集」の順にクリック

3．GoogleDriveをスライドして緑色にして許可

4．ブラウズの場所にGoogleDriveが表示されます。

COCOAログビューア、感染増減率モニターのパンフレットは以下です。
COCOAログビューア.pdf

COCOAログビューアの紹介動画は以下になります。

Takumiさんバージョン

以下は動画でCOCOAログビューアを紹介しています。

Mizukiさんバージョン